窯焼名人2に使える
燃料は何がオススメ?
ENROのピザ窯「窯焼名人2」の燃料は何がお勧めですか?
このようなご質問をよく頂きますので、こちらの公式ブログ記事にてご説明させて頂きます。
まず使える燃料は以下の4つです。
薪(広葉樹がお勧め)
ペレット
オガライト
炭
上記4つは特徴が異なりますので、それぞれご説明していきます。
薪(広葉樹がおすすめ)
【メリット】
◆ 煙が出にくい(二次燃焼)
◆ 窯内の温度が上がりやすい(15〜20分で400℃到達)
◆ 薪の匂いがほのかに食材についてより美味しくなる
【デメリット】
◆ 薪を長さ20cm、幅5cm以内に切る必要がある
一度しっかり燃えると煙は結構抑えることができます。ただ、燻った状態だとどうしても大量の煙が出るので、しっかり燃やすことを意識しましょう。弊社がよく使う薪はAmazonからご購入いただけます。
ペレット
【メリット】
◆ 10分ほどで窯内温度が400℃を超える
◆ 火がつきやすい
◆ そのまま使える(薪のように小さくするなどの作業不要)
【デメリット】
◆ 煙が大量に出るので、住宅街などで使いにくい
ペレットもしっかり火をつけてしまえば、煙の量はそれほど多くありません。ただ、消えかかった状態でペレットを追加投入すると燻った状態になり、煙が大量に出てしまいます。弊社でよく使うペレットはAmazonからご購入いただけます。
オガライト
【メリット】
◆ 火力が長持ち
◆ 高火力
【デメリット】
◆ 火のつきが悪い
◆ 小さく砕く必要がある
オガライトは火のつきが悪いですが、一度火がつくと高火力で長持ちします。薪と一緒に使うと火のつきが悪いという欠点を補いながら、火が長持ちするという長所を持たせることができます。
炭
【メリット】
◆ 火が長持ちする
【デメリット】
◆ 火がつきにくい
◆ 温度が薪やペレットほど上がらない
炭は、薪や木質ペレットほど窯内の温度が高くなりません。弊社でテストしたところ、炭に火がついてから30分ほど経過しても、窯内温度170℃でした。
ただ、パンを焼くなどのそこまで高い温度が必要ではない料理の場合にはお勧めです。
まとめ
それぞれの特徴はご理解頂けたでしょうか?
ナポリ風の「外はカリッ。中はふわふわ」というピッツァを作るには、窯内温度が400℃〜500℃が必要となってきます。この温度は、家庭用の電子オーブンでは出すことができない温度です。お庭やキャンプでナポリ風の本格的なピッツァを食べたい場合、「窯焼名人2」に使う燃料は薪、ペレット、オガライトがお勧めです。
ピッツァではなくパンなどのそこまで高い温度が必要ない料理の場合、炭がお勧めです。
作りたいレシピや利用シーンに合わせて、使う燃料をお選びください。