窯焼マスターで
最高のピザを焼くコツ
ENROのピザ窯「窯焼マスター」を使ってどうすればお店レベルのピザが焼けるか解説していきます。
まず予熱に15分は我慢
ガスも薪も点火してから早ければ10分ほどで、温度計は400℃近くを指すことがあります。
ただ、ここですぐにピザを窯に投入しないでください。窯内温度は上がっていても、ピザストーンが十分に熱くなっていないからです。ピザストーンの温度が低いとピザの底面がこんがり焼き上がりません。ピザストーンが十分に温まるまで、燃料に火がついてから約15〜20分ほど必要です。最低でも15分ほど待ってからピザを入れましょう。
*ちなみに石窯の場合は120〜180分も余熱が必要!
窯内最適の温度は400〜500℃
本場イタリア・ナポリ風のピザを焼くのに最適な温度は,400〜500℃と言われています。イタリアンピザを提供するレストランでも同様の温度のピザ窯でおいしく焼き上げています。ENROの「窯焼マスター」を使うことでこの温度でピザを焼き上げることができます。
通常の家庭用電気オーブンは、最大で200〜250℃の温度までしか設定することができません。これが家で何度ピザを作ってもお店レベルの美味しさにならない理由です。
ピザストーンの温度を正確に知りたい場合は、画像のような550℃まで測れる非接触温度計をAmazonや楽天でご購入いただくのがおすすめです。
最適な焼き時間は約60〜90秒
上記で説明した通り、ENRO「窯焼マスター」の窯内温度は、400〜500℃に達します。非常に高温なため、60〜90秒で美味しく焼き上げることができます。
耳の焼き色を見ながら、同梱されているピザシャベルを使ってピザを回転させましょう。
トッピングは窯に入れる直前に!
ピザ生地の成形とトッピングは窯に入れる直前にしましょう。トッピングした後に焼く前のピザ生地を放置すると、ピザ生地とトッピングの水分によりピザの底が濡れてしまい、底面がくっついてしまい上手くピザ窯に入れることができなくなります。
打ち粉を強力粉ではなく、セモリナ粉にすることでかなり軽減されます。セモリナ粉はAmazonで1kgで1,300円前後で販売されています。焼き上がりの食感も非常に良くなるので、おすすめです!
ガスを使う際の注意点
LPGガスボンベを使うと火力が非常に安定します。
一方でOD缶とCB缶を使う場合は、長時間使用しているとドロップダウン現象により、火力が弱まってきます。
ドロップダウン現象とは、ガスの気化熱によって缶の温度が下がりガスが気化できなくなり火力が弱くなってしまうという現象のことです。これはENROのピザ窯に限ったことではなく、ほぼすべてのガス製品で起こり得ます。
対策として、30℃前後の水にOD缶、CB缶をつけながらお使いいただくことで、ドロップダウン現象を軽減し火力を安定させることができます。OD缶もしくはCB缶を使用する方は、ぜひやってみてください。